なぜ、これをやっているのか

僕は、ずっとプランナーとして、クリエティブデイレクターとして考えてきた。
どうすれば人の心が動くのか。どうすれば社会はもう少し、意味のある方向へ進めるのか。
その考え方は、いまも変わっていない。
大きな仕事もしたし、日本を代表する企業をクライアントに経営戦略や人材戦略、そしてそれに伴う様々な取り組みも仕掛けてきた。
自分で言ってはなんだけど、そこそこの仕事はしてきた自負はある。

けれどここ数年、クライアントと向き合っていても、学生と対話していても、いろんな働く人と話しても、
「うまくまわす」「うまく生きる」ことばかりが、あまりにも目につくようになってきた。
どこかで誰もが、“こなす”ことに慣れてしまった気がする。
はたらくことの本質——自ら生み出すこと——が、
空気のように薄まっている。

まわしていけばいい、うまく稼いでいけばいい、そんな空気がどんどん人間をAIに寄せていっている。コンプラだ、組織だ、そのような言葉の裏にはそうしておけばAIで代替できるという思惑があるみたいだ。
このままでは・・・。と思った。
ほんとうにこれで人はいいのか・・・。と思った。

だからPURE WINSを、はじめた。
儲けるつもりはないけど、というか実際、まったく儲からないし、ただお金を垂れ流しているだけだけど、これはビジネスの話ではない。これからの世界の話なんだと思っている。

もちろん服の話でもない。
「うまく」ではなく「まっすぐ」に、「合理」ではなく「純粋」に生きようとする、
その意志を、その大切さを伝えたかった。
世界が効率を誇るなら、僕は非効率を抱きしめたい。
成功が数字で測られるなら、僕は誠実さで測られたい。
大人だけではなく、子どもたちにも伝えられる、服とか、装飾とかならと、そう思っている。

そして、純粋に生きたい、そう思ってくれる人が増えたら、僕も少しはお金ができるはずだから、そうしたら、もっと広く伝えられると思うし、共鳴してくれた人が集まって、仲間になれて、少しでも世界が変わっていく、そんな夢みたいな未来にもつながればうれしいなと思っている。

PURE WINS——
それが、目を覚まそうとする人の、静かな合図になってくれることを願って。
僕はやれるところまで、がんばってみたい。

[PURE WINSとは]

気分を飾るものに成り果てた

ファッションでも、アートでもない。

着ることで、わたしは世界に語りかける。

置くことで、この空間がわたしを映し出す。

思想を纏う。

『PURE WINS』

純粋に生きようとすると、ほんとうの想いで生きようとすると、

なぜか、嫌われる、まるで悪魔のように。

もっとこんなことできるんじゃないか、そんなことしようとすると、

なぜか、疎まれる、悪魔のように。

なにをどう手に入れるのかが、天使の世界なら、

どんな気持ちを感じたいか、で生きる、

やさしい悪魔でいたいんだ。

年齢も性別も関係ない。

純粋こそが、最後は勝つんだと叫んで、

みんなが言う悪魔として生きていくんだ。

負けるな、負けるな、負けるな、

生き方だけは失ってはいけないんだ。

PURE WINS、あなたの心と、いつも、ともにいる。から。